「FOR OTHER」を校訓(細部は少し違いますが)とする神奈川を代表する男子校と女子校の国語の先生と対談を行いました。ある冊子にてその内容が公開されます。お楽しみに。
幸福を研究知る心理学者、マーティン・セリグマン博士は言います。
「幸せな人に他人との繋がりが増える原因は、その利他主義にある」
国民の利他度を測るひとつのデータとして「世界寄付指数」と言うものがあります。これは「金銭的な寄付」「ボランティア活動への参加」「見ず知らずの他人を助ける」と3つの利他的行為を過去1ヶ月にしたかどうかを数値化したものです。2014年版の世界寄付指数によると。135カ国中、日本は90位です。見ず知らずの他人を助けるにいたっては、134位です。
セリグマン博士はこう続けます。
「私たちは幸せなとき、人に対して寛大で、友好的で、そして他人にも幸運を分けたいと思う。しかし気分が落ち込むと、人を疑い、内向的になり、自分の富だけを守ろうとする。つまり、ナンバーワンをライバル視するのは、幸せな人の特徴ではなく、不幸せな人の特徴なのだ」
「隣の芝生は青い」ではなく、「隣の芝生で一緒に遊ぼう」
そんなイメージで生きられたなら、きっと毎日は幸せだと思います。
