日本の雑誌産業は、30年ほど前が最盛期で、販売額は1兆5644億円。当時の1人当たり約1000円を雑誌購入に当てていたことになります。これが、2022年には5000億円と3分の1以下となっています。コンビニや駅の売店の雑誌コーナはかなり小さくなりました。新聞も同じく、30年ほど前は5376万部、2024年には2662万部と半減以下となっています。ある人は、この紙媒体の衰退を末期の炭鉱のようだと例えました。街の書店の閉店も増えています。国語を教える立場の人間としては、「読書指導」を改めてしっかりせねばと思います。
一方で、映画「名探偵コナン」は1000万人を動員します。ジブリ作品と同じく、難解ではあるが本物志向のものは時代を超えて愛され続けるということも忘れてはならないと思っています。
※コナンつながりで、私は「コナンの大冒険」が大好きでした。
