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地頭が良い

「地頭がいい人とは?」という問いに対して、「対応力がある人」と明治大学教授の齋藤孝さんは答えています。「地頭がいい」に関しては、時として受験勉強をしないのに良い学校に合格する、のような狭義な解釈をされることがありますので、「対応力がある」というのはとても良い答えだと思います。(狭義な解釈については、私は塾業界にいることも大きいとは思います)

過去に経験のない出来事に直面しても、瞬時に状況を理解し、機転を効かせて対応する力は社会に出れば必要となります。それには、「読書」をすることで、他者の経験を共有することが有効です。先の見えない時代だからこそ、現代の日本とは異なる時代や環境で生きてきた人の体験や、そこから得た知恵や教訓を本を通して知ることで、自分の世界を広げていくことができます。中学入試で難関校と言われる学校の物語文の主人公は、小学生の等身大ではない人物であることが多いののは、無関係ではないでしょう。世界を広げるには、何も海外に行くのが必須ではありません(と、世界60カ国以上に行ったことのある私も思います)

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