以前、東京の新女子御三家の校長がインタビューに答えられていた内容です。
塾で子供たちを見ていても、納得です。女子の算数は、6年の夏からでも十分得意教科になります。(今言うと、勉強しないので子供には言いませんが。)
『小学5年生ころから、男女の発達段階が違ってくると言われています。ところが、日本の教育は一貫して、男子の発達段階に合わせてカリキュラムが編成されています。小学5年生くらいから、一般的に女子は急激に言語能力が発達し、おしゃべりを通して社会性やコミュニケーション力が身につきます。一方、男子は抽象化能力が発達するため、数そのもののような抽象概念を扱うことが得意になってくるのです。この時期に比、割合など抽象性の高い単元を扱うようになるので、女子に比べて男子のほうが算数が得意に見えてくるのです。女子は算数が出来ないのではと悩んだり、周囲から「女の子だから算数ができない」などというレッテルを貼られることもあります。共学の高校の先生の中には、「女子は数学ができない」と当たり前のように言う方がいらっしゃいますが、 女子の発達段階を考慮して指導していけば、女子も数学が得意になります。 』
そのためにも、大人がレッテルを貼るのは厳禁です。
三角関数
「三角関数」Newton社編集の書籍があります。
あまりの面白さに驚き。自分が小学生時代に読んでいたら、違う職業に就いていたかもしれません。
タイトルを見ると高校生以上っぽいですが、中学受験生にピッタリです。
小学生の時に、どんな本と出会うかはひょっとして人生を変えるかもしれません。
だからこそ、良質の本には出会って欲しいし、子供に関わる講師にはそれをススメる役割や責任があります。