一橋大学の自由英作文は100〜140語、他の難関大学国公立も基本的に100語程度の英作文を求める。東大は年にもよるが、大体70語程度。もちろん、内容をまとめて短く書き切る方が難しい。東大の国語は、30字で説明しなさいと言う問題も多く、数学でも、答えを途中の計算過程や思考の過程も含めて日本語で説明する必要がある。つまり、重要な要素のみをピンポイントで抜き出して(私はスナイパー的な資質と呼んでいます)、要約する力が必要だと言うことだ。
この重要な要素を抜き出せるか?というのは本文がきちんと読めているか?と同義である。
東大と同じく、必要な要素を短くまとめさせることを要求する私立中学がいくつかある。解答用紙を見れば一目瞭然である。解答用紙の形式が一番違うのが国語という科目の特徴。よって学校別対策の意義が一番大きいのも国語だと断言したい。
「過去問を9月にやっても全然できないから・・」という方もたまにいらっしゃるが、一番伸びにくい国語が9月時点で壊滅する学校に入試までに何とかなる可能性は、それこそ他教科の勉強時間を削るくらいではないと到達することはないと思われる(あまりないと思いますが)。残念ながら、戦略が立てられていないのが原因(もちろん、通っている塾が悪い)。
ちゃんとやって壊滅状態であれば、その学校に出ない知識などは全部捨てて、4教科、もしくは2教科入試の合格の致命傷にならないように対策をするしかない。お通いの塾の担当にご相談をお早めに、
