よく見れば なずな花咲く 垣根かな(芭蕉)
「なずなは道ばたに生える雑草、人目を引く花ではない。芭蕉はある日ある時、じっとこの花に目をつけた。と、歩き馴れたその道が、見慣れたあたりの景色が、一瞬、新しいもの、すばらしいものとして、芭蕉の目に映ってきたことであろう。人目を引く はでな花が数かぎりなくある。それなのに、なずなの花に驚異をおぼえた芭蕉のこの気持ちが、私にも、よおくわかったのである。」
「どんな人間にもよい所がある。かけがえのないよさがひそんでいる。よく見てもらって、ひそみかくれているよさを、引き出してもらい、それを、大きく育ててもらうためにこそ、人は、教育を受けたがるのである。
よく見れば精神
「よく見る」精神が、生徒の潜在している能力を引き出し、開発し、進展していく・・。「よく見れば精神」というのは、千葉の市川中学が大事にされていることです。来週、取材に行きます。
