「基礎学力と学習の意識に関する保護者・子ども国際調査2025」(スプリックス教育財団)の記事を読んだ。この調査は、アメリカ、イギリス、フランス、南アフリカ、中国の5か国における中学2年生を対象に実施。各国150名の有効回答をもとに、教育アプリの利用実態や計算力との関連性を分析したものだ。
結果として、イギリスでは、勉強記録・管理アプリやオンライン学習の利用者に成績上位者が多く、オンラインプラットフォームの活用が学習成果に影響を与えている可能性が示された。またフランスでは成績下位層で数学演習アプリの未使用率が顕著に高いことが明らかになった。
中国では2021年の学習塾規制を受け、教育サービスのビジネスモデルが大きく変化。「学而思(Xueersi)」などでは最新AIモデル「DeepSeek-R1」を導入し、解けない問題に対して段階的にヒントを提示する「深思考(Deep Thinking)モード」を搭載するなど、思考プロセスの支援へと進化している。
4月に文科省がデジタル教科書を採用すると言うことを発表したときに、一斉に批判があった。フィンランド等が紙と鉛筆に回帰しているのに何事か!と言う怒りだ。ただし、良く読むと紙の教科書がなくなるのではなく、デジタル教科書との併用が可能であることと、2030年からの運用と言うことをしっかりと読んでいないで批判している人があまりにも多かった。私は、英検や漢検の学習をするときにアプリを活用するし、調べ物をするときに生成A Iを使うのを当たり前にしている。教育については、本人にあったツールを上手に使った方が良いと思うし、アナログとデジタルの相乗効果が一番であると思う。教育者としてインプットを怠った時が、終わりの始まりである。
※上記のデータは、背景にある家庭の経済状況が教育格差(教育アプリの利用率)に影響している可能性も指摘されており、今後も慎重に分析する必要があるとしている。
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