「分かった」「出来た」だけでは終わらせない!
2020年の教育改革で、AI時代の教育指標として「ブルーム・タキソノミー」という言葉が話題になりました。
これまでの塾の授業では、「覚える」「理解する」という2点に主眼をおいて指導がなされていました。
しかし、学んだことを実際に自分で使って「応用する」、解いた問題を「分析する」ことが、これからの学習に求められていますし、
最新の中学入試の問題も、さらに、学習したことを振り返り「評価する」、そして自分の意見として組み立て直しをして「創造」することで、初めて学びが完結します。
最新の中学入試の問題も、「ブルーム・タキソノミー」の評価軸に合わせるように明らかに、変化しています。
(正確にいえば、最難関校の入試問題は以前からそのスタイルでした。)
このため、従来の「問題を演習して、解説を聞いて終わり」のような授業のスタイルでは、学力がつかないことはもちろん、志望校合格はおぼつかなくなる時代が来ています。
十分に自分の考えをまとめる時間、他人の意見に耳を傾ける時間、周りと協調しながら最適解を探し出すための時間、そういう大切な時間を省略して、目先の結果だけを追いかける時代ではもはやありません。
中学受験においては『子どもたちの「わかった」「できた」を大切にします!』のようなキャッチフレーズをよく耳にします。それは大切なことではありますが、ブルームのピラミッドで言うなら下3段でしかありません。
今は、もっと大切なことがあるのです。多大な時間と費用、そして家族全員に負担を強いて行われる中学受験。だからこそ中学受験PREXでは、このような表面的な学びではなく、子どもたちの将来につながる<真の学び>を追究していきたいと考えています。